「タロットカード」を使った占いは、経験がある方も多いのではないでしょうか？
比較的手軽な占い方法なので、自分でタロットカードを持っている方もいらっしゃるでしょう。
そんなタロットカード占いですが、「危ないからやめたほうがいい」「呪われる」…などという噂も耳にします。
いったいなぜそのような噂があるのか、噂は本当なのか、気になってしまいますよね…！
そこで今回の記事では
・タロットの危ない占い方５選
・タロットで安全に占うための心得
といった点について、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます！
タロットカードは呪われる？やめたほうがいいと言われる理由
占いを好む方には身近な存在のタロットカードですが、「呪われる」などと聞くと一気に不安になってしまいますよね…。
しかしそんなふうに言われてしまう原因をきちんと知ることで、不安が少し和らぎますよ♪
こちらでは、「タロットカードはやめたほうがいい」と言われる理由や原因を紹介します！
呪われる・憑依される？
まずは、「タロットカードで占いをすると、呪われる・憑依される」という噂についてです。
こういった噂には「タロットカードを使う占いは降霊術」「こっくりさんのようなもの」…という文言が付属してきますが、これらは間違った認識と言えるでしょう。
なぜなら、タロットカードは「卜術（ぼくじゅつ）」という分類であり、偶然性を利用する占い方だからです。
「呪われる」なんて噂が出てしまった原因はおそらく、高次元の存在と繋がって占いをする「オラクルカード」との混同でしょう。
タロットカードとオラクルカードは似て非なるものであり、カードの枚数や占い方が異なります。
オラクルカードを使う占いは「降霊術」なので、低級霊と繋がる可能性もあるのです。
そんなオラクルカードとタロットカードを混同して考えてしまった結果、「タロットカードは呪われる・憑依される」という噂ができてしまったと思われます。
つまりこれはただの噂・間違った認識であり、タロットカードを使う占いで「呪われる・憑依される」ということはない、と考えていいでしょう！
不運・不幸になる？
続いて、「タロットカードで占いをすると、不運・不幸になる」という噂についてです。
本当だとすれば大きな不安材料となる噂ですが、実際はどうなのでしょうか？
結論から言ってしまうと、「そういう体質の人もいる」という形のようです。
タロットカードを使う占いでは、占う側が
という「代償」を払いながら占っている場合が多いとされています。
体力を消耗するタイプやダメージを受けるタイプの場合は、当然疲弊してしまうでしょう。
運気を消費するタイプの場合だと、単純に不運になることもあれば、相談者の抱える悩みやトラブルを自分が被ることになってしまうケースもあるようです。
「不運・不幸になる」という噂の実現を避けるには、誰彼構わず頼まれるまま全員を占う…という占い方はしないようにしましょう。
依存してしまう？
そして、「タロットカードで占いをすると、依存してしまう」という噂についてです。
「依存」という言葉が大げさに聞こえますが、簡単に言うと「タロットカードに頼りすぎてしまう」ということ。
タロットカードは近い未来を占うのに適していますが、本人の心持ち次第では実際に依存してしまうこともあり、この噂は半分事実であると言えます。
特に「タロットで出たとおりにすれば間違いない」と強く思い込み、タロットカード占いの結果ばかりに気を取られてしまう人は、依存しやすいでしょう。
というように、何でもかんでもタロットカード占いで決めようとする場合、既に依存している可能性もあります。
「自分のことは自分で考えて決断し行動する」ということができなくなるのは危険です。
最終的には、物事が上手くいかないと「タロットのせい」「占いが間違っている」などと思い始めてしまうでしょう。
「依存してしまう」という噂の実現を避けるには、あくまでも自分のことは自分で決めて、自分の言動には自分で責任を持つことが非常に大切です。
タロットカード自体は危険ではないけど、使い方や考え方には注意しなくちゃいけないのね…！
タロットカードの危ない占い方５選！深夜・エゴはNG？
タロットカードを使った占いには、ここまでにご紹介した噂以外にも注意すべきことが…。
こちらでは、タロットカードの危ない占い方を５つ解説していきます！
危険な使い方を知って、ご自身でタロットカード占いをする際の参考にしてくださいね♪
危ないタロットカード占い①：深夜に占う
タロットカードの危ない占い方１つ目は、「深夜に占う」ことです。
特に、「丑三つ時（うしみつどき）」と言われる午前２時あたりの時間帯に占うのはNG。
魔物が出やすかったり魔が差しやすかったりする時間帯であり、占いには適していません。
また、夜間は「人間の心が揺さぶられやすい時間」でもあるため、占いの結果に振り回されやすくなってしまいます。
タロットカード占いをしたい場合には、深夜の時間帯を避けてするようにしましょう！
危ないタロットカード占い②：人間の生死に関することを占う
タロットカードの危ない占い方２つ目は、「人間の生死に関することを占う」ことです。
特に他人から頼まれて占う場合、人間の生死に関して占うのは絶対にNG。
大きなトラブルの原因になりかねないのは、少し考えればわかることですよね…。
また、当然ながら人間の生死というものは誰にとっても重大で深刻な話題です。
占いは「今や未来をどう有意義に過ごすか」を考えるためのものなので、その使い方を間違えないことが重要ですよ！
危ないタロットカード占い③：タロットカードを他の人に触れさせる
タロットカードの危ない占い方３つ目は、「タロットカードを他の人に触れさせる」ことです。
他人から頼まれるなどして相手の前で占う場合の話ですが、カードを触らせるのはNG。
これは他人がカードに触れるとその人の念が入り込んでしまうためですが、カードを混ぜるために触らせるのは念が入り込むこともないためOKとされています。
占い中に他人の念が入り込むと、占いの的中率が下がってしまうと考えられているのです。
他人の念や邪気からタロットカードを守れるように、シルクの布に包んだり木箱にしまったりという保管方法がおすすめですよ♪
危ないタロットカード占い④：短時間でたくさん占う
タロットカードの危ない占い方４つ目は、「短時間でたくさん占う」ことです。
疲労が溜まりやすいため、短時間で大量の占いをするのもNG。
これは先述したとおり、占いの代償として体力消耗や被ダメージがある場合も多いからです。
といった工夫をして、短時間で大量の占いをすることは避けましょう！
危ないタロットカード占い⑤：エゴを持って占う
タロットカードの危ない占い方５つ目は、「エゴを持って占う」ことです。
「こういう結果であってほしい」などというエゴがある状態で占うのもNG。
タロットカードを使う占いでは客観的な姿勢でいることが重要であり、主観的な状態は占いに適しません。
もっとも悪いのが、「望む結果になるまで同じ内容を繰り返し占う」という占い方でしょう。
それで最終的に望む結果が出たとしても、現実世界での結果がそのとおりになるわけではないので、全く意味がありません。
さらに先述した「タロット占いへの依存」にも繋がりやすくなってしまうため、期間を置かずに同じ内容の占いを繰り返すことは避けましょう！
時間帯や頻度に注意しつつ、まっさらな心で占うことが重要そうだわ！
タロットカード占いの心得！安全に占いをするには？
では、タロットカードの怖い噂や危険な占い方を避けるためには、どのように占うといいのでしょうか？
最後に、安心安全にタロットカード占いをするための心得をご紹介します！
安全なタロットカード占いの心得は、以下のとおりです。
定期的に浄化したり保管方法に注意したりと、普段からタロットカードを大切に扱いましょう。
また、魔の時間帯である深夜を避け、占いをする場所を清めてから始めるのが鉄則です。
そして疲弊・不幸・依存といった結果にならないために、タロットカード占いのしすぎは禁物。
もっとも重要なのが、４つ目の「自分のことは自分で考えて決める」という点です。
占いの結果はあくまでも「ヒント」であり、占いの結果によって未来が変わることはありません。
「ヒント」を手がかりにして、自分の決断と行動で未来を形作っていくのが大切だということを忘れないでくださいね♪
未来は自分の行動次第だから、占いはあくまでも「ヒント」！
タロットカードは危ないからやめたほうがいい？呪われるってマジ？まとめ
今回は、「タロットカードは危ないからやめたほうがいい？呪われるってマジ？」について書きました。
タロットカードを使う占いについて、「やめたほうがいい」と言われる理由や危ない占い方についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか？
降霊術ではないため呪われる・憑依されることはないものの、使い方によっては不幸や依存を招いてしまうタロットカード。
しかし間違った占い方や考え方にさえ注意すれば、タロットカードはさまざまな気付きやヒントをくれる強い味方です。
ぜひ正しい占い方でタロットカードを活用して、より充実した生活を目指してみてくださいね♪